注文住宅で失敗経験を持つ人はどれくらいいるのか。日本トレンドリサーチを運営するNEXER(東京都豊島区)とロゴスホーム(北海道帯広市)が共同で実施した調査によると、注文住宅が完成した際に、想像と違ったことや依頼通りにできていなかったことがある人は40.4%にのぼった。
回答者からは、「子ども部屋を2部屋隣同士で設計したら、壁がついてなくつづき間になっていた」(30代女性)、「物置のスペースが思ったより狭くあまり収納できなかった」(50代男性)、「キッチンの設備が思ったより貧弱だった」(60代男性)といった声があがった。
実際に住んでから、想像と違ったことや依頼通りにできていなかったことに気付いた人は36.3%だった。回答者からは、「日当たりが想像以上に悪かった」(40代男性)、「バリアフリー化できなかった」(60代女性)といった声が寄せられた。
想像と違ったことや依頼通りにできていなかったことが起きた原因については、「自分たちの確認不足」(30代女性)、「メーカーとの認識の違い」(70代男性)といった声が多く寄せられた。そのため、今後もし注文住宅を建てるとしたら、「必ずボイスレコーダーで録音しておく」(40代女性)、「作業状況をこまめにチェックする」(50代男性)など、慎重に進めたいという意見が多かった。
調査は4月30日〜5月10日、注文住宅を建てて住んだことがある727人を対象にインターネットで実施した。
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