JR西日本と大阪ターミナルビルは、大阪駅西地区で開発している2024年秋開業予定の駅ビル名称を「イノゲート大阪」に決定したと発表した。「Innovate(革新する)」と「gate(ゲート)」を組み合わせた造語で、両社は「新しいビジネスを生み出していく、自由で前向きなマインドを歓迎する入り口になりたいという思いを込めた」という。
イノゲート大阪は地上23階・地下1階建てで、大阪駅の西側開発エリアの玄関口に位置。JR大阪駅の新改札口(西口)と直結し、全7駅13路線のマルチアクセスに対応する。
さらに大阪駅(うめきたエリア)とも接続し、関西国際空港とアクセスもしやすくなる。また、31年には「なにわ筋線」が開業し、JR大阪駅から関西国際空港までの所要時間が短縮するため、国内だけでなく海外へのアクセスも向上する。
12〜23階のオフィススペースは3メートルの天井高を確保。北面からの太陽光と、都市公園の緑豊かな眺望を楽しめる開放的なオフィス環境を実現した。
また、ラウンジや貸会議室、ミーティングスペース・イベントスペースといったオフィスサポート機能も用意した。オフィススペースとの使い分けで、賃貸借面積を抑制しながら多様化するワークスタイルに対応する働き方を提供する。
6階にあるラウンジ、カフェは、「TSUTAYABOOKSTORE」「蔦屋書店」を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営する。オフィスの玄関口として、シェアラウンジ、カフェ、書籍・文具・食雑貨などさまざまなサポート機能を導入する他、シェアラウンジではイベントやワークショップを通じてビジネスが誕生するような交流の場を用意するという。
3〜5階の飲食ゾーンは、海外の有名レストランや大阪の老舗、路地裏の名店などバリエーション豊かな飲食店をラインアップする。ビジネスパーソンが毎日通いたくなるような「サードプレイス」を目指すという。
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