企業側が中途採用で重視しているポイント1位は「同業種の経験者」。そんな結果が、中小企業診断士合格講座を運営するレボ(東京都港区)が実施した調査で分かった。
コロナ禍で中途採用に対する考え方は変化したか聞いたところ、「かなり変わった」「少し変わった」が合わせて52.8%となった。回答者からは、「在宅勤務でも対応ができるように会社側の制度を変えたため、幅広い人材に目が向くようになった」(30代男性)といった声があがった。
中途採用で重視しているポイントについては、「同業種の経験者」(53.4%)が最も多く、次いで「同業界の経験者」(46.1%)、「資格保有者」(33.0%)となった。
無資格・未経験者(将来の戦力)と有資格・経験者(即戦力)のどちらの人材を求めているかについては、60.5%が「有資格・経験者(即戦力)」と回答した。理由として、「教育研修に時間がさけず、短期間で戦力になることを期待している」(50代男性)などの声が寄せられた。
調査は4月13〜16日、従業員数10〜300人の中小企業の経営者・人事担当者1003人を対象にインターネットで実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング