消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
新型コロナウイルスが「5類」に移行したが、旅行の予定がある人はどのくらいいるのだろうか。20代以上の男女に聞いたところ「ある」(63.8%)と答えた人が6割を超えていることが、エアトリ(東京都港区)の調査で分かった。
「まだ予定はないがしたい」(30.9%)を合わせると、旅行に行きたい意向を持つ人は94.7%に上った。同社は「徐々に元の生活に戻りつつある今、旅行の需要はより一層高まることとなりそうだ」とコメントした。
旅行を予定している、もしくはまだ予定はないがしたい、と答えた人に、どの都道府県に行きたいか尋ねた。1位は「北海道」(409票)、2位は「沖縄」(378票)で、この2県に圧倒的な票が集まった。3位は「京都」(168票)、4位は「東京」(150票)、5位は「福岡」(145票)であった。
海外に行きたい人にどの国・地域に行きたいか聞いた。1位は「台湾」で347票、2位は「韓国」で265票、3位は「タイ」で237票であった。1位の「台湾」の人気は高く、「すでに行く予定がある」といったコメントがあった。その他の国・地域では、欧州方面が多く、特に「イタリア」「スペイン」「英国」が多かった。
旅行に関してどのような意識をもっているか尋ねたところ、「感染予防のためには多少の不便や心掛けが必要だが、過度な制限のない生活に戻っていくことが全体的に望ましいと思う」(40代)、「これからは国内や海外も含めて旅行ができるのがうれしいが、できるだけ混み合う所は避けるように選んで行く」(60代)など、気を付けながら旅行を楽しむという意見が目立った。
今回の調査は、20代以上の男女を対象に、インターネットで行った。期間は4月25日〜30日、有効回答数は1273人。
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