ダイハツ工業は、予定していた軽商用車「ハイゼット」シリーズ、ならびに「アトレー」の価格改定を延期すると発表した。7月生産分から改定を適用する予定だったが、部品の供給不足による減産が響いた。
同社は4月20日に「ハイゼット カーゴ」「ハイゼット トラック」「アトレー」、ならびに同特装車シリーズの価格改定を発表。原材料費や物流費の高騰を理由に、7月生産分から値上げするとしていた。
今回の延期について、同社は改定前の現行価格で注文が入っている台数分を7月までに全数生産することが難しくなったと説明。年末に予定している一部改良と合わせて価格改定を行う予定で、それまでは生産時期に関係なく価格を据え置くとしている。
同社は5月12日、仕入れ先からの部品供給不足を理由に「ダイハツ九州株式会社 大分(中津)第1工場」の稼働停止を発表。5月15〜19日、22〜26日、29〜31日の計13日で価格改定の対象だったハイゼットシリーズやアトレーなどの生産を止めていた。
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