アウトドア製品の販売などを手掛けるスノーピーク(新潟県三条市)の100%子会社であるSnow Peak Korea,Inc.は、韓国初となる直営キャンプフィールド「Snow Peak EVERLAND Campfield(スノーピーク エバーランド キャンプフィールド)」を京畿道龍仁市に一部オープンした。グランドオープンは2024年夏予定。海外で最も売り上げが多い韓国で、ユーザーの取り込みに注力する狙い。
23年12月期の第1四半期決算では、韓国での売上高が前年同期比で13%成長。アパレル商品の販売などが好調だという。
同施設は、キャンプフィールドを中心に、直営店やカフェダイニングスペースなどを併設し、複合的なアウトドア体験を提供する拠点として運営する。
直営店の敷地面積は約100坪で、アウトドアギアやアパレル、ペットアイテムなどを取り扱う。また、韓国で初めて展開するカフェダイニング「Snow Peak Cafe&Dining」では、屋内スペース約120坪、野外ダイニングスペース約300坪の空間で食事を提供する。
キャンプフィールドは、6月から週末限定で運営を始める。運営に際し、デイキャンプを楽しめるピクニックセットの販売、企業研修プログラム「ビジネスソリューション」の提供を開始する。なお、デイキャンプができるフォレストキャンプサイトは自由に見学可能とした。
グランドオープン後は、キャンプ、グランピング、バックパッキング、トレッキング、モバイルハウス「住箱−JYUBAKO−」への宿泊など、様々なアウトドアプランを提供していく。
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