物を壊したり、斧を投げたりする体験を楽しめるアミューズメント施設「REEAST ROOM(リーストルーム)西新宿店」(東京都新宿区)が6月下旬、オープンする。2019年に日本に初進出した“新感覚”のエンターテインメントとして人気を博す。アフターコロナで観光客が増える中、新店舗の開業でさらなる誘客につなげる。
運営するのは「Brick Wall」 (東京都新宿区)。「やってはいけないことを、より楽しく、よりFUNNY!!」をコンセプトとし、廃家電などを壊してストレス発散ができるエンタメ空間を提供している。20年6月に「REEAST ROOM 池袋店」がオープンした際も、話題になった。
5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザと同じ5類に移行。本格的なアフターコロナの始まりを受け、「より多くの人々の『やってはいけないことをしたい』という根源的な欲求をエンタメとして楽しむことができる空間・機会を提供したい」とオープンを決めた。
「REEAST ROOM西新宿店」では、物を壊せる「BREAK ROOM(ブレイクルーム)」、ダーツのように斧を投げて得点を競う「AXE THROWING(アックススローイング)」などのサービスを提供。50種類以上のフレーバーを取りそろえた本格シーシャ(水タバコ)も用意する。
物が壊せるサービスは、08年に「ANGER ROOM(怒りの部屋)」という名称で、米国の女性起業家が自宅のガレージで提供したのが始まりとされ、ストレスを発散できる新感覚エンタメとして同国で人気に火がついた。斧投げは新たなスポーツとしても注目を集めており、日本国内でもBrick Wallが導入し、徐々に認知を広げている。
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