消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
日本トレンドリサーチ(運営:NEXER)は、インターナショナルアドミッションズセンターと共同で「留学で不安なこと」に関するアンケートを実施した。留学をしたいと思ったことがあるにもかかわらず、留学をしなかった理由の1位は「費用面」であることが分かった。
留学をしたいと思ったことがあるかと聞くと、26.1%が「ある」と答えた。留学をしたいと思ったにもかかわらず、留学をしなかった理由を聞いたところ「現実的にスケジュールを長い期間あけるのが難しかった」(40代女性)、「金銭的理由で断念した」(50代男性)、「お金と、チャンスの見つけ方が分からなかった」(50代女性)といった意見が寄せられた。
留学を考えるうえで不安に感じていたことを聞くと、「どれほど費用がかかるか」(75.4%)、「言語力」(66.3%)、「授業についていけるか」(43.8%)と答えた人が多かった。
「不安に感じていたことの中でも、最も不安に感じていたことはどれか」と質問すると、「どれほど費用がかかるか」(44.8%)が最も多かった。
「どれほど費用がかかるか」と回答した人からは、「違う土地でアルバイトがあるか不安」(60代女性)、「やはりお金が一番重要だから。勉強する為の留学なので留学先でアルバイトをする余裕までできるとは考えられなかった」(40代女性)といった意見があった。
調査は5月2〜11日、インターネットで実施。調査対象者は全国の男女、有効回答数は1902サンプル。
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