消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ソフトウェア開発などを手掛けるpicon(東京都渋谷区)は、「ChatGPTの利用に関する調査」を実施した。その結果、ChatGPTの認知度は約6割、利用目的で最も多かったのは「アイデア出し」であることが分かった。
ChatGPTの認知度を調査すると、59%が「知っている」と回答した。
また、理解度について尋ねてみると、「なんとなく理解している」と回答した人が最も多く50%、次いで「ある程度説明できる」(27%)となり、「全て説明できる」はわずか8%だった。
ChatGPTの利用経験を聞くと、「利用している」と回答した人は19%にとどまり、49%が「利用しておらず今のところ利用するつもりもない」と回答した。また、「利用したことがあるが今は利用していない」人も13%いた。
ChatGPTの利用目的を尋ねると、最も多かったのが「アイデア出し」で33%、次いで「メールなどの文章生成」「飲食店などの検索」(いずれも23%)、「日常の相談」(22%)と続いた。仕事関係から日常使いまで、幅広いシーンで利用されている様子がうかがえる。
ChatGPTを現在利用していない人に理由を聞いてみると、「必要性を感じない」「利用方法が分からない」(28%)が同率で1位となった。また、「興味がないから」「登録が面倒だから」といった理由も上位となった。
調査は全国の10〜50代の男女500人を対象にインターネットで実施した。期間は5月10〜11日。
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