長崎県大村市に「ゆめマート新大村」誕生 24年春から順次複合施設「サクラ ミライ 新大村」

» 2023年05月31日 06時00分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 大和ハウス工業、日本エスコン、イズミは5月30日、長崎県大村市で進めている「新大村駅前市有地開発事業」の名称を「SAKURA MIRAI SHIN OMURA(サクラ ミライ 新大村)」に決定したと発表した。2024年度春から商業施設を順次開業し、25年春の全面開業を目指す。

「サクラ ミライ 新大村」完成イメージ(出典:プレスリリース、以下同)

 本事業は、総面積約2万5400平米の敷地に分譲マンションや商業施設など7棟で構成する複合施設を開発するもの。長崎自動車道「大村インターチェンジ」から約1キロ、長崎空港から約4キロの場所に位置し、西九州新幹線の新駅「新大村駅」前に誕生する。

 「サクラ ミライ 新大村」には、大村市の象徴である「大村桜」と、「この場所に来るすべての人に明るい未来が訪れるように」という想いを込めたという。

 駅近に建築予定の分譲マンションは、日本エスコンが「レ・ジェイド新大村ステーションフロント」「レ・ジェイド新大村パークサイド」の2棟を開発。ファミリー世帯をターゲットに、テラス付住戸や100平米超のプランなど、3LDKを中心とした豊富な間取りの計191戸を用意する。共用部にはコワーキングスペースとキッズコーナーを設置し、コミュニティーの場も設ける。

2棟の分譲マンション

 5棟の商業施設には、近隣住民向けにスーパーマーケット「ゆめマート新大村(仮)」や衣料品店、クリニックなど12店舗が出店予定。ゆめマート新大村(仮)では、新鮮な生鮮食品やバラエティー豊かな総菜、普段の生活に欠かせない日用品など多彩な商品がそろい、地域の生活拠点として「毎日通う楽しみ」を提供するという。

「ゆめマート新大村(仮)」完成予想図

 併せて、掃除用品やキッチン用品、文房具、タオル、季節に合わせた普段着など、毎日の生活に必要な日用品を中心に、商品が充実した店舗が入居する計画としている。

 そのほか、高齢者や子育て世帯向けにクリニックや調剤薬局なども設置。クリーニング店やスポーツジムといった生活サービスも充実させるほか、電気自動車充電スタンドやカーシェアステーションなどの設置も予定している。

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