消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
不動産業を展開するAlbaLink(東京都江東区)は、引越し経験のある500人を対象に「引越し後に後悔したこと」に関するアンケート調査を実施した。引越し後に後悔した理由1位は「騒音がひどい」だった。
引越し後に後悔したことがある人は87.4%だった。後悔した理由1位は「騒音がひどい」(176人)で、「内見した時には分からなかったが、壁が薄くて隣の人の声などが聞こえる」(27歳女性)、「上階の騒音(生活音)が気になった」(45歳男性)といったコメントがあった。
2位は「日当たりが悪い」(39人)で、「夕方の暗い時間帯に内見したので、日当たりの悪い部屋を契約してしまった」(27歳男性)、「東向きの窓のみなので午前中しか日が当たらず、洗濯物を干せる時間帯が少ない」(55歳女性)といった声が寄せられた。
3位の「住民トラブルがあった」(38人)には、「下階の住人からたびたび『子どもの足音がうるさい』と言われた。嫌がらせを受け、1年も経たずに引っ越した」(35歳女性)、「隣の住人が何かにつけて文句を言ってくる」(46歳男性)といった意見があった。
引越し後に後悔しないためにしたほうがいいことを尋ねたところ、「同じ物件を何回か内見する」(79人)が最多となった。回答者からは「時間を変えて何度も内見すればよかった」(38歳女性)、「現地には何回も足を運ぶべき」(50歳男性)といった意見が寄せられた。
2位の「内見時に部屋をしっかり確認する」(76人)には、「蛇口をひねるなど細かく見ておけばよかった」(22歳男性)、「壁をノックして薄くないか確かめる」(31歳男性)といった意見が聞かれた。3位の「周辺環境を確認する」(58人)には、「周辺もよく下見しておくべき」(52歳女性)、「最寄駅から実際に歩いてみる」(44歳男性)といった声があった。
調査は5月12〜17日、インターネットで実施した。
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