「仕事量が多すぎてつらい」と感じているビジネスパーソンも多いだろうが、そもそもなぜ仕事量が多いのだろうか。仕事量が多いと感じている働く男女500人に聞いたところ「人手不足だから」(224人)と答えた人が最も多いことが、ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)の調査で分かった。
2位は「断れない性格だから」(68人)、3位は「他にできる人がいないから」(44人)、4位は「他人のフォローをしているから」(35人)、5位は「仕事の進め方が遅いから」(30人)だった。
「人手不足」と答えた人からは、「社内で人数を減らす傾向があるため」(53歳女性)、「単純に“人が足りていないこと”が一番の原因」(33歳男性)などのコメントがあり、仕事量に対する人員不足により一人ひとりの負担が大きくなっている職場が多くみられた。
「断れない性格だから」と答えた人からは、「頼まれた仕事を断れず、どんどんたまっていくから」(21歳女性)、「得意・不得意を選別しないで、依頼があった仕事を全部受けてしまう」(45歳男性)という声があった。個人事業主やフリーランスなどの場合は特に、今後のクライアントとの付き合いを考えて無理して受けることがあると考えられる。
「他にできる人がいないから」と回答した人からは、「周りの人が、私のしている仕事を代わりにできない」(29歳女性)、「自分にしかできない作業のため」(45歳女性)などのコメントが寄せられた。新人の多い職場や、担当が細分化されている職場で起こりやすいと推測される。
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