これからのAI時代を生き残るために子どもに身につけさせたいことは? 中学生以下の子どもがいる親200人に聞いたところ、1位は「プログラミング」(52人)であることが、ARINA(仙台市)の調査で分かった。
2位は「コミュニケーション能力」(40人)、3位は「創造力」「思考力」(いずれも31人)だった。
「プログラミング」と答えた人に、その理由を聞いたところ「プログラミングの知識があれば、どんな会社でも必要とされると思うから」「学校で教えるようになったので、今後の世の中でも必要なスキルだと思う」「AIの基礎をしっかり勉強させたい」などの声があった。
「コミュニケーション能力」と答えた人からは、「AI時代下にあっても、人と話をしたりその人の考えを読み取ったりすることは必要だと思うため、人とのコミュニケーションが円滑にとれたほうが有利だと考えるから」「機械を通してでしか話さなくなると相手の本心が分からなくなるから」などの意見があった。
「創造力」と答えた人からは、「機械に負けないくらいの創造性があってほしい」「人間にしかできないことを考える力が必要だと思うため」といった声が寄せられた。
「思考力」と回答した人からは、「AIに頼るのではなく、手段として活用できる思考力が大切だと思うから」「誤った情報に振り回されないための思考力を身につけるのは必須だと思うから」などの声が聞かれた。
5位は「主体性」(16人)、以下「チャレンジ精神」(14人)、「行動力」(13人)と続いた。
今回の調査は、中学生以下の子どもがいる親を対象に、インターネットで行った。調査日は5月20日、有効回答数は200人。
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