住み心地のいい場所はどこか 関西のトップ3：駅周辺に商業施設（1/2 ページ）

[熊谷ショウコ，ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　大東建託は、関西に住む男女を対象に居住満足度調査を行い、「住みここち（最寄り駅）ランキング」を発表した。1位は、2022年に6位の「彩都西」（大阪モノレール彩都線）だった。

大東建託が「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023＜関西版＞」を発表（画像はイメージ、画像提供：ゲッティイメージズ）

　彩都西は、大阪府茨木市にある大阪モノレール彩都線の終着駅。駅周辺には「ガーデンモール彩都」などの商業施設や、「彩都西公園」など緑豊かな自然もある。電柱のない広い歩道など、整備された街並みが広がるニュータウン・国際文化公園都市となっている。

　居住者からは、「道路が広くて安全面で安心。スーパーが増えて買い物が便利になった」「静かで治安が良い。住宅地が開発され引っ越して来る人が多いので、地元民でなくてもなじみやすい」「街がきれいでオシャレ。子育てしやすい」などの声が聞かれた。

「住みここち（駅）ランキング」トップ20（出典：プレスリリース、以下同）

　2位は阪急神戸線の「夙川」。関西屈指のお屋敷町で、駅のそばを流れる阪神間有数の景勝地・夙川の桜が有名。阪急神戸本線の特急停車駅のため、三宮・梅田へのアクセスもよく、阪急甲陽線の始発駅となっている。行政区としては西宮市に属し、西側は芦屋市に接している。周辺は閑静な住宅街で「落ち着いた雰囲気で子育てしやすい」「市役所、税務署などや生活に必要なお店なども徒歩圏内」（住居者）である点が評価を得ていた。

　3位は阪急神戸線の「芦屋川」で、落ち着いた住宅街にある駅。周辺には芦屋川が流れているなど豊かな自然に囲まれており、桜の名所としても知られている。カフェや雑貨店などおしゃれなお店が多い一方、スーパーや小さな商店などもそろっている。神戸三宮や大阪梅田に乗り換えなしでアクセスできる利便性のよさもそなえている。