パナソニックは7月上旬、米と水を自動計量でき、遠隔炊飯機能も搭載した「自動計量IH炊飯器」のSR-AX1を発売する。テレワークから徐々に出社する機会も増えてきた今、忙しい人にも手間なく炊きたてのごはんを食べられる暮らしを実現する商品として訴求する。
本商品は、2022年に実施した先行体験プログラム「Future Star Program」で、200台の募集に対し、約50倍の約1万件の応募があった製品を一般発売する。
パナソニック独自の計量技術やIoT技術を搭載し、米と水の計量・投入から炊飯まで全自動で行う無洗米専用の炊飯器である。同社によると、自動計量と遠隔炊飯機能を搭載した炊飯器は、業界で初めてだという。
米びつには2キロ(13合分)と水タンク600ミリリットル(2合分)を内蔵、炊飯量は0.5〜2合まで0.25合単位で選べるようにした。
専用アプリと連携すると、外出先から炊飯の設定や変更ができる。米と水の計量を含む炊飯の手間を削減でき、急な予定変更にも対応することを可能とした。内釜はおひつ型のデザインとし、炊きたてをそのまま食卓で食べ切るスタイルも提案する。
パナソニックは本製品で、仕事や家事など忙しい人でも手間なく炊きたてのごはんを食べられる暮らしを、少人数世帯やエシカル志向の高い層へ訴求する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万6000円前後。月産台数は2000台を予定している。
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