ミスタードーナツ(以下、ミスド)の好調が目立つ。ダスキンが発表した2023年3月期通期決算では、売上高は前期比11.6%増の488億7900万円、営業利益は前期比51.2%増の54億7300万円だった。
過去には閉店が相次ぐなど不調が指摘されていたミスドだが、今期は2度の値上げを実施したにもかかわらず増収増益。物価高騰の影響で多くの外食チェーンが苦戦する中、強さを見せた。
消費経済アナリストの渡辺広明氏は、ミスド好調の背景には3つの理由があると話す。
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