社員約7万4000人を擁し、国内有数の損保企業である損害保険ジャパンを中核に持つSOMPOグループ。そのSOMPOグループが、これまでの考え方とは異なるパーパス経営を展開している。社員一人ひとりが、MYパーパスの実現に向けてやりがいや幸福度を感じて働くことが、SOMPOのパーパス経営の大前提となっているのだ。
通常パーパス経営というと、経営側が自社の存在意義である「パーパス」を明確にし、社員にトップダウンで浸透させていくことも少なくない。一方、SOMPOグループは、社員一人ひとりの「MYパーパス」に寄り添い、それらを積み重ねることで、企業パーパスの実現を目指しており、従来の常識とされてきたアプローチとは全く異なる。
MYパーパスとはいったい何で、なぜ導入に至ったのか。SOMPOホールディングスでグループCHRO執行役専務を務める原伸一さんに話を聞いた。
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