「世帯年収」増やすためにしていること 男女で違い：増やしたい金額

[季原ゆう，ITmedia]

　日本リレーションシップ協会（東京都中央区）は、首都圏在住の30代の既婚男女を対象に「世帯年収」について調査した。世帯年収を増やすためにしていることを聞いたところ、男性1位は「投資などの資産運用」（42.1％）だったのに対し、女性1位は「何かしたいと思っているが、何もしていない」（43.2％）であることが分かった。

　2位以降を男女別にみると、男性は「何かしたいと思っているが、何もしていない」（24.9％）、「副業・アルバイト」（24.2％）と続き、女性は「副業・アルバイト」（28.6％）、「投資などの資産運用」（19.2％）だった。

「世帯年収」について調査を実施（出所：プレスリリース、以下同）

世帯年収増やすために何かしているか？

　あとどのくらい世帯年収を増やしたいかという質問に対し、男女ともに「100万〜200万円未満」（男性23.6％、女性22.2％）がトップ。2位以降を男女別に見ると、男性は「500万円以上」（20.7％）、「200万〜300万円未満」（15.8％）と続き、女性は「特に増やしたいとは思わない」（18.3％）、「50万〜100万円未満」（15.5％）という結果に。男性のほうがより年収を増やしたいと考えていることが分かった。

あとどのくらい世帯年収を増やしたいか

　世帯年収を増やすために何かしている人に、始めたきっかけを尋ねると「出費の増加」（男性33.3％、女性34.3％）が男女ともに最も多く、次いで「家族の増加」（同32.2％、同23.3％）と続いた。

世帯年収増やすために始めたことのきっかけ

　調査は首都圏在住の30〜39歳未満の既婚男女1708人を対象にインターネットで実施した。期間は6月14〜15日。