実は、水拭き機能を備えたスティック掃除機は、すでに中国をはじめとしたアジア圏で先行。一定の割合を占めるまでに成長している国もある。
「日本では生活習慣の違いもあり、市場に占める水拭きタイプの割合は低いのが現状です。一方で、先日発売した弊社の新製品をはじめ、各メーカーが水拭きタイプの掃除機を今年に入って発売しており、スティック掃除機カテゴリーの新しいトレンドになりうるのではと予想しております」(嘉山さん)
スティック掃除機のもう1つのトレンドとなりそうなのが、シャークニンジャの最上位モデル「Shark CleanSense iQ+」(直販価格8万9650円)に搭載された、自動ゴミ収集ドックだ。
通常、サイクロン式のスティック掃除機は、掃除終了後にダストボックスにたまったゴミを、手動でゴミ箱などに捨てる必要がある。このモデルでは、掃除終了後に自動でダストボックス内のゴミを、充電台を兼ねたドックに回収。毎回のゴミ捨て作業から解放され、ゴミ捨ての際にホコリが散らばらないよう気をつかう必要もなくなる。自動ゴミ収集ドックに溜めておけるゴミの量は約30日分なので、ゴミ捨て作業は1カ月に1回で済む。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング