教育事業を手掛けるSOZOW(東京都品川区)は、小中学生の子どもを持つ親302人を対象に「自由研究」について調査を実施した。今、保護者本人が本気で取り組みたい自由研究1位は「人(行動・思考)」(37人)だった。以下「AI・プログラミングなどのデジタル」(27人)、「食」(24人)が続いた。
1位の「人(行動・思考)」を選んだ人に、具体的な研究テーマを聞いた。「“やる気スイッチ”にはどの言葉が有効か」「メンタルがどのように勝負に影響を与えるのか」「毎日遊んだら何日で飽きるのか」「母親の行動の変化によって、家族にどのような影響や変化が生じるのか」など、子どもや家族の行動・思考について研究したいとの声が多く寄せられた。
また、スポーツ選手のメンタルの整え方や「あくびは何才からうつるのか」など、日頃思う疑問についても実験したいとの声も聞かれた。
2位の「AI・プログラミングなどのデジタル」を選んだ人からは、「AIやブロックチェーンといった新しい技術に遊び・ビジネスを絡めた活用方法」「1カ月本気で勉強したら、どこまでプログラミングできるようになるのか」「AIチャットサービス“ChatGPT”を使ってどこまで完成度の高い作品ができてしまうかを検証」といった意見が寄せられた。その他、研究成果として「アプリを制作したい」「マインクラフトで建築物を作成したい」というコメントも見られた。
調査は6月、インターネットで実施した。
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