東京23区で「図書館の数が多い区」 2位「大田区」、1位は?

» 2023年08月02日 11時14分 公開

 不動産・住宅情報サービスを運営するLIFULLは、東京23区を対象に「図書館の数が多い区」ランキングを発表した。1位には「世田谷区」(21館)が選ばれた。20館以上は世田谷区のみだった。2位には「大田区」(17館)、3位には「足立区」「北区」「杉並区」(いずれも15館)がそれぞれランクインした。

photo 図書館のイメージ(提供:ゲッティイメージズ)

 6位以降は「葛飾区」(14館)、「練馬区」(13館)、「品川区」「江戸川区」「新宿区」(12館)だった。

photo 東京23区の「図書館の数が多い区」ランキング(出所:プレスリリース、以下同)

23区内で図書館密度が高い区1位は?

 区ごとに面積が異なるため、調査では区の面積を区内の図書館数で割った「図書館密度」も算出した。図書館密度が最も高い区は、文京区(1.13平方キロメートル/館)。図書館数は10館だった。

photo 東京23区の「図書館密度」ランキング

 2位は「北区」(1.37平方キロメートル/館)、3位は「台東区」(1.44平方キロメートル/館)、4位は「荒川区」(1.45平方キロメートル/館)、5位は「中野区」(1.56平方キロメートル/館)と、5位以内に城北エリアから3区も入った。

 6位以降は「新宿区」(1.66平方キロメートル/館)、「渋谷区」(1.68平方キロメートル/館)、「墨田区」(1.72平方キロメートル/館)、「目黒区」(1.83平方キロメートル/館)、「港区」(1.85平方キロメートル/館)だった。

 リスキリング需要の高まりを背景に、調査では大人が学びなおしの環境としても通いたくなる身近な図書館に注目。図書館が充実した街での暮らしがイメージできるように作成した。

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