老後2000万円問題などを背景に「貯蓄」に対する意識が高まっている。20〜50代の男性は、貯金や投資にどれくらい取り組んでいるのか。
ソーシャルレンディング事業を手掛けるLENDEX(東京都渋谷区)が実施した調査では、現在の貯金額や投資に対する意欲などが明らかになった。
現在の貯金額は「100万円未満」が22.5%で最多だった。次いで「3000万円以上」(15.2%)、「1000万〜2000万円未満」(13.9%)という結果に。
一方で資産額の総額については、25.5%が「3000万円以上」と回答し、最多となった。「100万円未満」(19.9%)、「1000万〜2000万円未満」(14.9%)が続いた。収入の差や年齢による差などがあるものの、貯金額、資産ともに両極端な結果になった。
毎月の貯金額は「3万円未満」(43.3%)が最多。以降は「5万〜10万円未満」(18.0%)、「3万〜5万円未満」(17.8%)と続いた。
1回のランチに使う予算の平均は「500〜1000円未満」が39.2%と最多だった。「費用はかけない(弁当持参など)」(26.1%)、「ワンコイン未満(500円未満)」(22.6%)と続き、全体の約9割がランチ代を1000円未満に抑えていると分かった。
NISAやiDeCoなどの積み立て投資について「どちらも行っていない」人は53.2%と、半数に上った。以降は「NISAに投資している」(24.9%)、「NISAとiDeCoどちらも投資している」(14.6%)、「iDeCoに投資している」(7.3%)という結果に。
調査は4月11〜12日にインターネットで実施。20〜50代の男性1130人から回答を得た。
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