街の魅力度ランキングの1位は「福岡県」、北関東の結果は？（1/2 ページ）

[コネムラメグミ，ITmedia]

　大東建託（東京都港区）は「街の魅力度ランキング（都道府県版）」を発表した。街の魅力度ランキング1位は、2年連続で「福岡県」が選ばれた。

　本ランキングが定義する魅力度とは、実際に住んでいる人が住んでいる街についてどのくらい満足しているか、また、住んでいない人々に地域の魅力がどの程度伝わっているかを指している。

大東建託は「街の魅力度ランキング（都道府県版）」を発表した（画像はイメージ）

　2位は昨年3位からランクアップした「神奈川県」、3位は昨年4位から順位を上げた「京都府」、4位は昨年2位からランクダウンした「兵庫県」、5位は、2年連続で「東京都」だった。

「いい部屋ネット 街の魅力度ランキング2023＜都道府県版＞」（出所：プレスリリース、以下同）

　「福岡県」は2年連続で1位。ビジネスの拠点で、商業施設が充実している「福岡市」がある一方、ほどよく自然もあり、食べ物がおいしく暮らしやすい地域である。住みたい街（自治体）ランキングでも、福岡県の県庁所在地である福岡市が昨年に引き続き全国1位となった。

魅力度ランキング、2年連続1位の「福岡県」

　2位の「神奈川県」は、タワーマンションが立ち並ぶウォーターフロントの街「みなとみらい」をはじめ、山下公園・マリンタワー・港の見える丘公園・中華街といった観光スポットがある。また、歴史や情緒のある鎌倉や自然豊かな葉山、江の島などもある。

　3位の「京都府」は、仏教寺院、神社、伝統的な木造家屋など数多くの歴史的建造物が多いことでも有名。国内外から多くの観光客が訪れている。

2位「神奈川県」

3位「京都府」

　ブランド総合研究所が毎年発表している「都道府県魅力度ランキング」を見ると、「茨城県」は最下位争いをしていることが多いことが、こちらの調査では41位（居住者評価40位、非居住者評価39位）。北関東の「群馬県」は33位（同17位、同38位）、「栃木県」は30位（同26位、同32位）だった。群馬県と栃木県は、上位ではないものの、最下位近くでもない結果に。