倒産企業を規模ごとに分析したところ、最も多かったのは「5000万円未満」の倒産(2424件)だった。今期は「100億円未満」が14件、「100億円以上」が10件と大型破産の増加が目立った。
業歴別では全体の32.2%が「30年以上」(1355件)と、最も多かった。「3年未満」(174件)、「5年未満」(293件)、「10年未満」(763件)を合わせた、業歴10年未満の「新興企業」は1230件で、上半期としては10年ぶりに1200件を超える結果となった。
また15年ぶりに、9つの全地域において前年同期を上回った。このうち「北海道」(前年同期:96→118件、22.9%増)と「東北」(同:147→225件、53.1%増)、「関東」(同:1167→1552件、33.0%増)、「九州」(同:231→358件、55.0%増)の4地域では、コロナ禍前にあたる19年度上半期の件数を超えたことが分かった。
集計期間は4月1日〜9月30日で、負債1000万円以上の法的整理による倒産企業を対象に集計した。
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