みそ製造大手のマルコメ(長野市)は10月2日、東京・高田馬場に同社初となる「マルコメ直売所」をオープンした。期間限定の店舗ではなく、当面の間は無休で社員が運営していく予定だとしている。当初は在庫置き場兼ショールームとしての活用を見込んでいたが、利用客の行動を直接観察することでさまざまな発見があったという。同社で商品企画・販売企画などを担当し、店長も兼務している芹澤佑介氏に話を聞いた。
マルコメ直売所はJR山手線・西武新宿線高田馬場駅から徒歩1分の場所にあり、店舗面積は91.6平方メートルだ。店内にある業務用みそ汁サーバー(1杯100円)を楽しむためのイートインコーナーもあり、一般的なコンビニ程度の広さとなっている。同店にはマルコメの商品がほぼ全てそろっており、アイテム数は250弱だ。商品の価格はスーパーと同程度となるようにしているという。
店内の商品は「米糀」「みそ」「顆粒みそ」「カップみそ汁」「大豆粉」「糀甘酒」「大豆のお肉」「即席みそ汁(生みそ)」「大豆粉」といったカテゴリーに分類されており、冷蔵ケースや陳列棚に商品がずらりと並んでいる。筆者が取材したのは10月19日だが、オープンしてから日が浅いこともあり、飾りなどはほとんどなかった。
店舗入口には「マルコメ直売所」の看板があり、いくつかの幟(のぼり)もはためいていた。店の内外は全体的にかなりシンプルな印象だ。店内に販促用のPOPなどを充実させるのはこれからだという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング