「アクスタ」「推し」「開封の儀」――。三省堂(東京都千代田区)は11月21日に「オタク用語辞典 大限界」を発売する。名古屋短期大学現代教養学科小出ゼミの学生12人が、自分たちの周りで使われているオタク用語約1600項目を採集。語釈と用例を加えた。価格は1540円。
一般的なオタク用語をはじめ、「日本の男性アイドル」「K-POP」「2.5次元」「ポケモン」「原神」「BL」などの種類ごとに、全14章で構成する。ページ数は288ページ。11月22日から電子書籍版も配信開始する。
近年「推し活」が一般化するなど、オタク文化が親しみやすいものとなっている。そうした中「オタク自身が分析した臨場感のある語釈を読んで情熱を感じたい」「最近の若者が使用している言葉を知りたい」「ひと昔前のオタク用語とどう違うのか変化を知りたい」などの需要に対し、分析可能な仕様とした。
同社は、2月に「ウザいけどなんか好き」という声が聞かれ人気を集めた「辞書LINEスタンプ」を、4月には時代の変化によって使われなくなった言葉だけを集めた「三省堂国語辞典から消えたことば辞典」など、斬新な視点を生かした辞典を展開している。
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