青山商事が機能性に優れた「すごスーツ」を発売 一体なにがスゴいのか

[カワブチカズキ，ITmedia]

　青山商事（広島県福山市）は10月31日、機能性を訴求するシリーズ「＃すご」の新作として、高いストレッチ性を実現した「すごスーツ」を発売した。従来の基準（同社比）を大きく上回るストレッチ性で、横方向に1.25倍、縦方向は1.2倍、斜め方向では1.5倍となる伸長率を実現した。

ストレッチ性が高い「すごスーツ」が発売（出所：プレスリリース、以下同）

　昨今はビジネスウェアに対するニーズが多様化し、ストレッチ性が高いセットアップスーツが増えている。実際に同社にも、機能性を備えながらフォーマルでも着られるデザインの要望が集まっていたことから開発に乗り出した。生地企画の段階から、幅広い動きに対応できるように、緯糸（よこいと）や経糸（たていと）の長さや本数を複数回にわたって調整。伸長率が高いポリウレタンを組み合わせ、見た目は通常のスーツでありながら、ストレッチ性に優れた仕上がりを実現した。

さまざまな機能性をそろえた

　パンツの股下部分には、スポーツウェアにも採用されるガゼットクロッチ仕様を取り入れた。180度開脚して“あぐら”をかいても問題ない可動性があり、生地が突っ張ることなくアクティブな動きが可能だという。裏地にも、表地の伸縮を妨げないストレッチ性が高い素材を採用。適度な通気性によって蒸れにくい機能もあり、車や自転車通勤などでも不快感を軽減できる。また、汗をかいても手軽に自宅で洗濯できるなど、豊富な機能をそろえた。

可動性が高い構造

　

　カラーはネイビー・チャコールグレーの2種類。価格は4万3890円で「洋服の青山」全店および「洋服の青山オンラインストア」で販売している。