「走りにくい」「背中が見える」を解決 青山商事、「自転車通勤用」ビジネスウェアを発売：3種類

[カワブチカズキ，ITmedia]

　青山商事（広島県福山市）は、自転車通勤用のビジネスウェアを6月9日から発売した。サイクリングウェアブランドの「N.CYCLE FACTORY」とのコラボ企画第2弾として、通常のスーツを着て自転車通勤した際に気になる点に着目。突っ張り感や耐久性などを払拭する素材を選び、デザインへ反映した。ジャケット・スラックス・Tシャツを展開する。

自転車通勤用ビジネスウェアを発売（出所：プレスリリース、以下同）

　ジャケットとスラックスには、一般的なウール100％の生地と比較し、7倍以上の摩耗強度を誇るコーデュラコンバットウールを採用。この素材は、縦に約10％、横に18％伸縮するスポーツウェア並みのストレッチ性があり、ハンドルを握るために前かがみになったり、ペダルをこいだりする際の動きを妨げない。また、家庭で洗濯でき汚れを落とせるイージーケア機能も特徴だ。

サイクルジャケット

サイクルスラックス

　ジャケット（2万5300円）はネイビーとカーキの2色、スラックス（1万4300円）はチャコールグレーとグレーで展開する。

　ニットTシャツ（1万4300円）は、表側にコットンライクな加工を施したコーデュラナイロンを、肌に触れる裏側には速乾性に加えて、抗菌防臭機能を持つ素材を組み合わせたハイブリット生地を採用した。自転車に乗った際の前傾姿勢を想定し、後ろの丈を少し長めに設定。サイクルウェアによく見られるバックポケットを左右に設置し、スマホやペットボトルなどを収納可能とした。ブラック・ネイビー・ホワイトの3色を展開する。

ニットTシャツ