PGF生命(東京都千代田区)は、70歳以上の実の親がいる人を対象に「おとなの親子」に関する調査を実施した。その結果、親子だなと感じることの1位は「食の好みや好きな味付けが同じ」(14.7%)で、2位「年齢を重ねて性格が似てきた」(14.5%)、3位「年齢を重ねて行動パターンが似てきた」(10.4%)と続いた。
親とのコミュニケーションの頻度で「月に1回以上」と回答した人の割合は電話が51.7%と、メールまたはLINE(31.4%)より20.3ポイント高かった。
男女・年代別にみると、「月に1回以上」と回答した人の割合は、メールまたはLINEでは男女ともに40代と60代で30ポイント以上の差が開いた一方で、電話では40代と60代で10ポイント未満の差にとどまった。
お金に関することはどうか。親の資産について「把握していない」が72.1%にのぼった。
把握していない理由については、「聞きづらい」(24.0%)が最も多く、次いで「まだ知る必要がない・まだ聞くには時期が早いと考えている」(20.9%)、「兄弟に任せている」(19.3%)と続いた。
年代別にみると、40代では「まだ知る必要がない・まだ聞くには時期が早いと考えている」(27.5%)、60代では「兄弟に任せている」(32.8%)が1位だった。
相続について、亡くなるまでに親に準備しておいてほしいことについては、1位が「親族間の十分なコミュニケーション」(19.2%)で、2位は「遺言書の作成」(18.5%)、3位は「財産目録の作成」(14.8%)だった。
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