親の介護について不安を感じることは「精神的負担」(27.8%)が最も多く、「体力的負担」(26.7%)、「介護と仕事の両立」(22.6%)と続いた。
同居親子と別居親子の比較では、同居親子が「精神的負担」で38.2%、「体力的負担」で35.1%と、別居親子(同25.1%、24.4%)と比べていずれも10ポイント以上高かった。
親の介護について「具体的な準備をしている」は43.3%で半数を下回る結果に。
具体的に準備していることは、「兄弟間での話し合い」(44.8%)が最多で、「親の希望の確認」(39.8%)、「公的な介護サービスの確認」(26.8%)と続いた。
介護について、事前に親に準備しておいてほしいことを聞いた。1位「断捨離」(29.3%)、2位「介護に関する希望を伝えてほしい」(24.7%)、3位「介護費用を蓄えておいてほしい」(18.5%)となった。
男女・年代別にみると、40代女性で「断捨離」(40.2%)が全体と比べて10ポイント以上高い結果となった。
調査は、70歳以上の実の親がいる40〜69歳の男女2000人を対象にインターネットで実施した。期間は9月29日〜10月2日。
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