日本のワイン消費数量、40年間で8倍増 メルシャン調査

» 2023年11月17日 18時38分 公開
[ITmedia]

 キリンホールディングス傘下のメルシャンが日本国内のワイン消費数量に関する調査データを発表した。国内のワイン消費数量は過去40年間で8倍増加。直近10年間でも1.3倍に市場規模が拡大しているという。

photo ワインのイメージ(提供:ゲッティイメージズ)

 同社は「2021年のワイン消費数量は対前年比104%増。10年前と比較すると約128%と市場が拡大した」と発表。赤ワイン人気で大きな消費を生んだ第6次ワインブーム(1997〜98年)や、チリを中心とした新世界ワインや日本産ブドウ100%で造る「日本ワイン」への人気が高まった12年からの第7次ワインブームなどを経て「日本国内のワイン消費数量は40年で約8倍となるなど、着実に伸長している」とレポートしている。

photo 消費数量の推移(出典:プレスリリース)

スパークリングワインは過去10年で輸入量160%増

 スパークリングワインの消費数量も増加傾向にある。2022年は飲食店などの需要増で市場が回復。「スパークリングワインの輸入数量は前年比約115%で過去最高。10年前と比較すると、約160%と拡大している」とした。国別では特に「シャンパン」の生産国でもあるフランスが全体の約41%を占め、国別輸入数量1位となったという。

 近年のワイン市場の拡大で、日本産ワインの製造も広がっている。国税庁が実施した「酒類製造業及び酒類卸売業の概況」では、2022年1月現在の国内のワイナリー数は453場。前年より40場増加した。1位の山梨県、2位の長野県、3位の北海道のほか、5位の岩手県のワイナリー数が増加しているという。

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