この記事は、白井敬祐氏の著書『経理になった君たちへ』(2022年)に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。なお、文中の内容・肩書などは全て出版当時のものです。
会計事務所とは、公認会計士や税理士の資格を有する者が独立開業して運営している事務所であり、個人や法人の税務相談、記帳代行(仕訳入力など)、確定申告や税務申告の代行などの会計・税務サービスを提供します。税理士事務所と呼ばれることもあります。つまり、会社の経理機能を会計事務所が代わりに担ってくれるということです。
中小企業ではこういった会計事務所に経理機能を外注しているところが多くありますが、その大きな理由はコスト削減です。
会社の規模や会計事務所によりますが、中小企業だと月1万〜5万円程度で経理業務を委託できますので、正社員を1人雇用するよりも圧倒的に安いのです。
その他のメリットとしては、例えば、1人の担当者が営業活動をしながら経理業務もしている場合は、経理業務を会計事務所に委託した方が営業活動に集中できるので会社の売り上げに貢献できるなどのメリットもあります。
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