忘年会で不要だと思っている文化は何か。ライボ(東京都渋谷区)が発表した調査結果によると、1位は「部下が上司にお酒を注ぐ」(48.6%)だった。
次いで「グラスが空いた人に次の飲み物を聞く」(43.3%)、「席順を気にする」(39.0%)、「新卒・若手が幹事をする」(36.0%)、「出しものをする」(35.2%)に票が集まった。上下関係を気にして行動することや、周囲に配慮するような文化に対し「必要ない」と感じる人が多いことが分かった。
職場での忘年会の必要性では「全く必要ないと思う」と答えた人が21.6%、「必要ないと思う」が14.7%、「どちらかといえば必要ないと思う」が14.0%と、「必要ない派」が合わせて50.3%で過半数を占めた。
コロナ禍前後で忘年会の実施動向はどのように変化してきたのだろうか。コロナ禍前の2019年は58.1%と半数を超えていたが、20年は14.8%に激減。21年に17.1%と微増し、22年は27.2%と回復傾向が見られた。23年は「開催あり」が52.3%と、4年ぶりに実施率が過半数の結果となった。
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