個人で仕事を請け負うフリーランス(個人事業主)は、生成AIを業務でどれくらい利用しているのだろうか。どのような業務カテゴリーにおいて、利用率が高いのか。フリーランスと企業などを仲介するWebサイトを運営するランサーズ(東京都渋谷区)が調査した。
業務における生成AIの使用状況について、36.9%が生成AIを「業務で使用している」、26.9%が「使用していないが、使用を検討している」と回答し、半数以上が活用に前向きであることが分かった。
年代別の使用率は、各年代で約25〜35%となり大きな差は見られなかった。ビジネス現場の前線にいる30〜50代の使用率がやや高い傾向が見られた。
業務で使用している生成AIの種類は「言語生成」が88.2%で最多。次点の「画像生成」は7.7%となり、大きな差があった。
生成AIを使用している業務のカテゴリー上位には、「ライティング・翻訳」(58.5%)、「プログラミング・システム開発」(25.8%)、「ビジネス・コーポレート」(20.9%)が挙がった。
業務で生成AIを使用する上での課題については「回答の正確性・信ぴょう性」「使用方法の難しさ」「セキュリティ面」「著作権などの権利問題」が挙がった。
調査は9月4〜11日に実施。ランサーズに受注者として登録している個人778人から回答を得た。
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