セールステック導入の私なりのフレームワークがある。それは「決意→言語化→合理化→徹底」の4工程だ。
営業のメンバーがセールステックを活用していない、活用が間違っている場合に、マネジャーが指導して修正する。セールステックのデータを見て、営業メンバーに細かくフォローをする。セールステックが当たり前に活用される文化に変えていく。
このような工程を通して、営業組織は「属人化」したものではなく「属システム化」したものになる。人ではなくシステムに頼って営業をするようになる。ロジカルでデータドリブンな営業の在り方に変わっていく。
ビズリーチにてカスタマーサクセス(CS)チームを立ち上げ後、2018年にopenpageを設立。
CSをデジタル化する「openpage」の製品提供をはじめ、CSの体制づくりのコンサルテーション、SNSでの情報発信、大型オンラインイベントの企画など、米国流のCSを国内で広く啓蒙。openpageではB2B取引の透明性(オープン性)に着目し、「セルフサーブで顧客が考えられる」デジタルセールスの体制構築を支援。営業トーク、製品機能、価格などすべてデジタルの文字情報として起こし、顧客に情報共有可能にしている。
著書に「実践カスタマーサクセスBtoBサービス企業を舞台にした体験ストーリー」(日経BP、2023年)
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