2022年9月発売、累計300万袋突破(23年8月)と空前の大ヒット。わかめの新カテゴリーを拓いた、『ふりかけるザクザクわかめ韓国風ごま油風味』(理研ビタミン、東京都新宿区)。半年後、早くも第2弾『ふりかけるザクザクわかめ食べるラー油味』が発売された。
「大ヒットの第2弾は失敗する」というジンクスもあるが、「10月末現在、90万袋出荷」と、食品企画開発部海藻企画グループ、宮林(みやはやし)久美子さん。「第一弾のヒットがあるので目標数値も高く設定したものの、発売から現在までの売り上げは計画の倍以上になっている」と話す。
開発は、第1弾の北海道での先行発売中に決まった。「ごま油風味の手応えから、追い風になる商品が欲しい」と考えたからだ。そのため第1弾では2年ほどかけた開発期間が、1年と急ぐことになった。
「辛い味が欲しい」という消費者の意見が多く、幾つか試す中、コロナ禍でも伸びる食べるラー油に着目した。「分析するとザクザクの食感。フライドガーリックの風味が食べるわかめと相性がいいことが分かった」。
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