担当者は「『前後ろがない』というのは理解してもらいやすい。しかし、『表裏までない』という概念が伝わりにくいのではないかと感じている」と語る。商品のパッケージでは「どう着ても正解」「裏返しの余地がない」「裏表前後なし!」「『着る』『脱ぐ』『洗う』『畳む』でうしろまえからの解放!」といったように、これでもかと機能性をアピールしている。こうした説明だけでは理解してもらいにくいと考えているので、分かりやすいPOPも別途作成したとのこと。
税別で998円という安さもポイントとしている。ドンキでは、思わず「ありえねぇ!」と感じてしまうほどの「価格」と「商品特徴」を兼ね備えた商品に「ありえ値ぇ!」マークを付けている。新商品のパッケージでも「ありえ値ぇ!」を訴求しており、日常的に着用するTシャツを気軽に購入してもらいたいという狙いがあるとみられる。
表裏前後がないTシャツは初速が好調だというが、今後もタイパを求める消費者の支持を得られるか。
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