今年のクルマはトヨタ「プリウス」――。12月7日、年間を通じて最も優秀な車に贈られる「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考が実施され、「プリウス」がイヤーカーに選出された。
イヤーカーとなったプリウスは、ハイブリッド車のパイオニア的存在。5代目にして、2009-2010年以来14年ぶりの受賞となった。昨年のフルモデルチェンジでは、プリウス独自の「モノフォルムシルエット」を引き継ぎながら、スタイリッシュなデザインへ変更した。
低重心化とロングホイールベース化を図り、動的性能の著しい向上を実現したことが高く評価された。操縦性はプリウス史上最も敏捷(しゅんびん)かつ正確になり、スポーツドライビングを楽しめるようにしている。
2位はBMW「X1」、3位はホンダ「ZR-V」、4位はトヨタ 「アルファード/ヴェルファイア」、5位は日産「セレナ」だった。
輸入車に贈られる「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」は、イヤーカーの2位にも入ったBMWの「X1」、内外装デザインを評価する「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」は三菱「デリカミニ」、技術面を評価する「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」は日産「セレナ」がそれぞれ受賞した。
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