楽天、UQ、ahamo……「SIMのみ契約」で支持を集めるのは？

[サトウナナミ，ITmedia]

　「利用料の安さ」が最大のメリットである「格安SIM」。大手キャリアが提供するサブブランドも多く登場しているが、SIM単体での契約、スマホセットでの契約、それぞれでどの携帯キャリアが支持を得ているのか。

　IoTソリューションサービスを手掛けるIoTコンサルティング（東京都千代田区）が、調査した。

格安SIMに関する調査（ゲッティイメージズ）

どの携帯会社の格安SIMを利用しているか

　どの携帯会社の格安SIMを利用しているか。最も多い回答は「UQモバイル」で18.8％となった。「楽天モバイル」（18.6％）、「ワイモバイル」（14.0％）と続き、大手キャリアのサブブランドが半数以上を占める結果となった。オンライン専用プランも含めると、83.7％が大手キャリア関連のSIMを利用していることが分かった。

　同社は「大手キャリアと同等の通信品質である安心感、取り扱い端末の豊富さが評価され、サブブランドのシェア率が高くなっているのではないか」と推測する。

今利用している格安SIM（IoTコンサルティング調べ）

「SIM単体契約」「スマホセット契約」多いのは？

　契約について、SIM単体契約とスマホセット契約どちらが多いのか。「SIM単体契約」は54.7％、「スマホセット契約」は45.3％だった。

SIM単体契約とスマホセット契約どちらか（IoTコンサルティング調べ）

SIMのみ契約が多い携帯会社は？

　SIM単体契約をしている人の中で、最も回答が多かった携帯会社は「UQモバイル」（18.5％）で、「ワイモバイル」（16.8％）、「楽天モバイル」（15.0％）と続いた。

SIM単体契約の格安SIMランキング（IoTコンサルティング調べ）

スマホセット契約が多い携帯会社は？

　スマホセット契約では「ワイモバイル」（26.6％）が最も多い結果に。続いて「楽天モバイル」（22.9％）、「UQモバイル」（19.0％）となった。

スマホセット契約の格安SIMランキング（IoTコンサルティング調べ）

　調査は11月14〜17日にインターネットで実施。10〜60代以上の男女415人から回答を得た。