ファミリーマートは1月から、プライベートブランド「ファミマルKITCHEN」のチルド弁当で容器を軽量化するとともに、一部チルド寿司で環境配慮型の素材を配合した容器に切り替えると発表した。2023年11月に実施したパスタ容器の変更に続き、石油系インクの使用量が少ない白色容器への変更も行う。
同社は20年2月に「ファミマecoビジョン2050」を策定。持続可能な社会を実現するため、30年および50年に向けた中長期目標として「温室効果ガスの削減」「プラスチック対策」「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定している。
上記に加えて取り組む5つのキーワードの一つ「食の安全・安心、地球にもやさしい」の一環として、1月から順次チルド弁当の容器規格を変更して軽量化を図る。同施策によって、年間約418トンの石油系プラスチック削減を見込む。加えて、白色容器への変更によって石油系インクの使用量も削減する。
チルド寿司では一部商品の容器を見直すことで、年間で約1トンの石油系プラスチック削減を見込むとともに、チルド弁当と同様に白色容器への変更を進める。また、ふたと容器を留める「サイドシュリンクフィルム」も環境へ配慮した素材へ切り替えることで、年間で約2トンの石油系プラスチック削減を見込む。
同社では、環境に配慮した取り組みを進めている商品カテゴリについて「#ファミマのサステナ」としたPOPを23年11月28日から順次売場に掲示している。チルド弁当・チルド寿司に関しても、1月23日から順次掲示を行う。
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