地域差ってあるの? 高卒生の「現役進学率」「就職率」を探ってみたデータに隠された真実(4/4 ページ)

» 2024年01月25日 08時30分 公開
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 文部科学省などは、地方に先端的な研究機関をつくったり、奨学金(地方創生枠など)で地元に残る人を支援したりするなど、地域に若者を定着させるための取り組みを進めています。

ビジュアルでわかる日本』(にゃんこそば、宮路 秀作/SBクリエイティブ)

 また近年では、技術系の仕事を中心に、テレワークを前提とした雇用形態も生まれています。近い将来、地元への進学、就職が当たり前となる時代が来てほしいと願っています。

参考(1):文部科学省『学校基本調査』(2022 年)
参考(2):鳥取県とっとり元気戦略課『高校生・大学生等の進学、就職等意識調査』(2015 年)
参考(3):公立鳥取環境大学『就職 ・ 進学実績』(2023年10月14日閲覧)

この記事は、『ビジュアルでわかる日本』(にゃんこそば、宮路 秀作/SBクリエイティブ)に掲載された内容に、編集を加えて転載したものです。


プロフィール:

著者:にゃんこそば

たびたび地図をテーマにしたツイートをバズらせており、雑学的アプローチが得意。X(旧ツイッター)のアカウント

監修 宮路 秀作(みやじ しゅうさく)

代々木ゼミナール地理講師。日本地理学会企画専門委員会委員コラムニスト。Yahoo! ニュース個人オーサー。日本地理学会賞(社会貢献部門)受賞。主な著書は『経済は統計から学べ!』『経済は地理から学べ!』『目からウロコのなるほど地理講義』。 X(旧Twitter)のアカウント


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