進学だけでなく就職においても、各地方の主要な都市圏への「多極集中」の構図があります。
このように、高校卒業生の進路に関するデータを見ると、18歳(〜20歳ごろ)という大切な時期に、若者たちがどのような進路を選び、どこからどこに移動しているのかが見えてきます。それぞれの若者にはそれぞれの物語がありますが、毎年100万人近くの若者たちの選択が集まって、人の流れをつくります。その結果として、大都市圏への人口集中という社会現象が起こっているのです。
この記事は、『ビジュアルでわかる日本』(にゃんこそば、宮路 秀作/SBクリエイティブ)に掲載された内容に、編集を加えて転載したものです。
著者:にゃんこそば
たびたび地図をテーマにしたツイートをバズらせており、雑学的アプローチが得意。X(旧ツイッター)のアカウント
監修 宮路 秀作(みやじ しゅうさく)
代々木ゼミナール地理講師。日本地理学会企画専門委員会委員コラムニスト。Yahoo! ニュース個人オーサー。日本地理学会賞(社会貢献部門)受賞。主な著書は『経済は統計から学べ!』『経済は地理から学べ!』『目からウロコのなるほど地理講義』。 X(旧Twitter)のアカウント
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング