子どもの大学進学に当たり、志望校はどのように決めたのか。日本トレンドリサーチを運営するNEXER(東京都豊島区)が医学部受験予備校 医進の会と共同で調査した結果を発表し、最も回答が集まったのは「子どもの学力」(79.2%)だった。2位以下は「学部・学科」(48.6%)、「実家からの距離」(26.2%)が続いた。
志望校に受かるため、塾や予備校などに子どもを通わせていた人の割合は56.2%だった。「独学での合格は、かなり難しいと思ったから」(60代男性)、「志望校の模試判定が少し厳しかったため予備校に通わせた」(50代男性)といった声があった。
一方で4割強の通わせていなかった人からは「高校時代は部活で忙しかったため」(40代男性)、「AO入試一択だったので」(50代女性)といったコメントが寄せられた。
本来の学力と比べてどのような大学を選んだ人が多いのか。最も多かったのは「ちょうど良い大学を選んだ」(72.6%)で「無理をすると後が大変」(50代女性)、「現役で合格したかったから」(60代女性)といった意見があった。
次に回答が多かった「本来の学力より高めの大学を選んだ」(21.1%)には「上昇志向を常に持って望むと、あとあとの人生で必ず役立つときが来るから」(50代男性)、最も回答が少なかった「本来の学力より低めの大学を選んだ」(6.3%)には「受かりたかったから」(50代女性)との声が寄せられた。
1月13〜16日にインターネットで調査した。対象は全国の男女で、有効回答数は317件。
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