エン・ジャパン(東京都新宿区)が運営する新卒学生向けスカウトサービス「iroots」は、2025年卒業予定の大学生・大学院生を対象に就職状況について調査を実施した。その結果、25卒学生の志望業界のトップは、文系・理系どちらも「メーカー」であり、理系学生の半数が希望していることが分かった。
文系学生の志望業界1位は「メーカー」(32.1%)、2位「商社」(25.2%)、3位「通信・システム・ソフトウェア」(25.0%)だった。
理系学生1位は「メーカー」(50.9%)、2位は「通信・システム・ソフトウェア」(31.6%)、3位「コンサル・シンクタンク」(21.2%)となった。
本選考にエントリーした(予定している)企業数について、文系の平均は14.5社、理系の平均は9.7社となった。だたし、文系、理系いずれもエントリー数の多数派は「1〜5社」だった。
本選考にエントリーをする際に重視することを聞いた。文系理系ともに「給料や福利厚生が魅力的だから」が最も多く、次いで「仕事内容が魅力的だから」「事業内容が魅力的だから」と続いた。文系と理系とで、ポイントの開きが大きくなったのは「理念やビジョンに共感したから」で、文系の方が12.8ポイント高い結果となった。
調査は1月10〜22日、25年卒業予定の大学生・大学院生716人を対象にインターネットで実施した。
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