Indeed Japan(東京都港区)は20〜59歳の正社員を対象に、賃上げ率に伴う就業者の意識・行動の変化に関して調査を実施。その結果、年収の賃上げ率が平均「+4.8%」を下回ると給与に不満を感じ始めることが分かった。
物価高が続く中、社会的に賃上げに対する期待が高まっている。「この上昇率を下回ると給与に不満を感じ始める」年収の賃上げ率について、全体では平均「+4.8%」だった。
企業別に見ると、大企業の就業者が「平均+4.2%」、中小企業は「平均+5.2%」となり、大企業よりも中小企業に勤める人の方が、不満を感じ始める賃上げ率が高いことが分かった。
転職・退職を検討し始める年収の賃上げ率については、全体では上昇率が「平均+4.1%」だった。大企業では「平均+3.6%」、中小企業では「平均+4.2%」を下回ると転職や退職を検討し始めるという結果になった。
調査は1月16〜19日、現在就業中の20〜59歳の正社員(勤務先の従業員規模が2名以上、現在の勤務先の勤続年数が2年以上)の男女2400人を対象に実施した。
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