サッポロビールは2日、東京・恵比寿に3日開業予定の高級ビールブランド「ヱビス」を体験できる施設「YEBISU BREWERY TOKYO(ヱビス ブルワリー トウキョウ)」を報道陣に公開した。施設にはビールの製造設備を新たに設け、同社が恵比寿工場を閉鎖した1988年6月以来、約36ぶりに恵比寿でビール製造を再開する。ここでしか味わうことのできない体験価値を提供することで、新たなヱビスファンを取り込むとともに、「恵比寿=ビールの街」の訴求を図る。
延べ床面積2544平方メートルの施設には、過去や現在、未来のヱビスブランドを体感できるよう「こだわり」を盛り込んだ。その目玉となるのが、醸造されるビールを目の前で楽しめるよう中央に設置された3台のドイツ製のビール仕込み窯だ。エビスブランドのビールを年間で最大約130キロリットルの製造が可能で、製造されたビールは隣のタップルームで飲むことができる。
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