20代の社員が評価する会社はどこか? ランキングから見えてきた「3つ」の共通点TOP30社が気になる(3/5 ページ)

» 2024年04月16日 07時00分 公開

横のつながりを作るための取り組み

(2)横のつながりを作るための取り組みが活発

 フラットな関係をつくり、コミュニケーションを活性化させるうえでも重要なのが、「横のつながり」。横のつながりを増やすための取り組みや社内イベントが豊富であるという声も多数あがりました。

横のつながりが活発で……(出典:ゲッティイメージズ)

 「社内イベントが多くて横のつながりを増やすことが勧められている。会社というより学校サークルの延長線のイメージが強い。それを楽しめるかどうかで居心地が変わる」(エンジニア、在籍5〜10年、サイバーエージェント)

 「社内のコミュニケーションと結束を深めるために、非公式な社交イベントやチームビルディング活動も定期的に行っている。これにより、社員同士の信頼と協力関係が育まれ、業務の効率性だけでなく、職場での満足感も高まる」(営業、在籍5〜10年、リクルート)

 リモートワークが普及した昨今では、社内運動会などあえてリアルに集まって交流する社内イベントを開く企業が増えており、若手社員はそうした機会を望んでいるという声も聞かれます。部署を超えたつながりをつくることが難しいとされる中、横のつながりをつくるための取り組みを組織として推進することは、チームワークを高めるために重要なポイントと言えるでしょう。

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