館長の山内さんは金融畑出身ということもあって、数字に強いこだわりを持つ。オープン前に全国の水族館に足を運んで、気付いたことがある。それは「収益」。公共事業で運営している施設が多いということもあって、赤字が続いているところも少なくない。
それぞれの水族館に、それぞれの事情があるわけだが、山内さんには譲れない「数字」がある。「自分たちできちんと売り上げを立てて、自分たちできちんと収益を確保する。自分たちでできることを、自分たちの責任でやっていきたい」という考えが強いので、与えられた条件の中で、なんとかして結果を出すことに注力しているようだ。
2〜3年後、脇役だらけの水族館はどうなっているのか。数字を見て「ぎょぎょぎょ」と感じるかもしれない。
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