現在、人事部では利用者の声を受けて、制度のアップデートを検討しているという。
「社内出稼ぎ制度には、出稼ぎを通じてそのエリアの魅力を感じて、自ら異動を望む人を増やしたい狙いもあります。そのためインセンティブ付与だけでなく、現地での思い出づくりができる仕組みがあるといいのかなと。インセンティブを減らす代わりに休日を増やしてテーマパークのチケットをプレゼントするなど、エリアの魅力が伝わる内容にしたいという話が出ています」(是永氏)
現状は「休日が増える」をオプションにして、「インセンティブ」または「休日増」を選択できる形を考えているという。さらに、より快適に過ごせるようホテルを少し豪華にする、朝食を付けるなども検討材料としてあがっているそうだ。「いずれは、人員不足の店舗をなくしていきたい」と是永氏は展望を話した。
100%の課題解決にはいたらずとも、社内出稼ぎ制度は社員の意欲を引き出し、人手不足解消への良い循環を生むきっかけになっているようだ。制度のアップデートにより、さらなる成果が期待できるかもしれない。
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