年収で現金利用とキャッシュレス決済に差 年収が低いほど現金派が増加(2/2 ページ)

» 2024年05月29日 17時45分 公開
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今後の支払い手段はどうする?

 今後、利用頻度を減らしていきたい支払い手段を聞いた。最多は「現金」で28.6%、次いで「銀行振込や口座振替」が17.3%、「仮装通貨を利用した決済」が16.6%だった。

photo 各支払い手段に対する、今後の利用頻度

 一方で、今後増やしたい手段で多かったのは「QRコード決済」(23.8%)と「ポイントカードやポイントアプリを利用した決済」(20.0%)で、この2つが20%を超えた。どちらもポイント還元率が高かったり、キャッシュバックキャンペーンがあったり、さらには「ポイント二重取り」が可能であったりと、現時点でお得感のある支払い手段として、今後もできるだけ生活に取り込もうとする動きがあるようだ。

 ネオマーケティングは「特にQRコード決済は、すでに第3の支払い手段として定着していることが分かったが、現金利用を減らす動きが高まる中、近い将来、『現金』と『QRコード決済』の利用率が同等になる日も近いかもしれない」とコメントしている。

 今回の調査は、全国の20歳以上の男女のうち、普段買い物をする人を対象にインターネットで行った。期間は4月10〜11日、有効回答数は1000人。

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